トランペッターのセオ・クロッカーが新アルバム『DREAM MANIFEST』をリリース。これを携えて現在、北米、欧州、アジアなどを巡るワールドツアーをスタートし、絶賛のステージを繰り広げている最中である。
そしてこの8月には待望の日本公演も実現。8月4日(月)にビルボードライブ大阪。その翌日、8月5日(火)にはビルボードライブ東京にて、それぞれ1日2回の公演を予定している。
セオ・クロッカーはトランペット奏者として、またコンポーザー、プロデューサー、アレンジャー、ボーカリストなど、多彩な手腕を発揮。ジャズの未来を担う重要人物として、また、多様な音楽を織り交ぜた作風で、これまでグラミー賞ノミネートや数々のアワードを獲得してきた。
最新アルバム『DREAM MANIFEST』においても、ジャズの伝統に畏敬を表しつつ、進歩的な表現を模索しており、米音楽誌『ダウンビート』は同作をこう評している。
「クロッカーの8枚目のリーダーアルバムは、アコースティック、エレクトリック、そしてデジタルのレイヤーを巧みに融合させている。深いグルーヴの上で、静寂と緊張が共存する。トランス状態は対話へと変化し、美しく夢心地なメロディーがぶつかり合う」
さらに同誌では、最新のライブにも言及。
「このバンドのエネルギーはすべてを凌駕する。クロッカーは仲間のアーティストたちに温かさと励ましを伝え、観客もまた、その温かさを受け取らずにはいられない」
今回の来日公演では一体どんなパフォーマンスを披露するのか、楽しみである。
出典:DOWN BEAT
https://downbeat.com/news/detail/theo-crokers-dream-manifested