沖野修也(Kyoto Jazz Massive)
音楽プロデューサー/DJ/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ/The Roomオーナー
2000年にKYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を獲得。これまでDJ/アーティストとして世界40ヶ国140都市以上に招聘された国際派。2006年、初のソロ・アルバム『United Legends』を発表。2009年にはインテンショナリーズが設計したユナイテッド・シネマ豊洲の音楽監修でGOOD DESIGN賞を受賞した。2015年、ジャズ・プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTETを始動。名門ブルー・ノートよりアルバム『MISSION』を、2017年6月、KYOTO JAZZ SEXETのセカンド・アルバム『UNITY』をリリース。同年フジ・ロック・フェスティバル~Field Of Hevenステージにも出演。2018年7月にはDJとしてモントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演を果たした。2021年にはKyoto Jazz Massiveの2ndアルバム『Message From A New Dawn』を19年振りに完成。2022年にはジャズ・レジェンド森山威男氏をフィーチャーしたKyoto Jazz Sextetの3rdアルバム『SUCESSION』を発売し、5年ぶりにFUJI ROCK FESTIVALにも出演。2022年からは、Kyoto Jazz Massive with Echoes Of A New Dawn Orchestra名義でバンドとしてヨーロッパ・ツアーを敢行している。2024年にKyoto Jazz Massiveがデビュー30周年を迎え、6月には30周年記念EP、『KJM EOANDO』をリリース。iTunes Dance album chart No.1、収録曲’Impulisive Processionが、Traxsource Broken Beat/Nu-Jazz chartで、No.1を獲得。12月には30周年記念コンピレーション、『KJM COVERS』を発表。2025年7月には、Kyoto Jazz Sextetのニューシングル、「DOSOJIN NO UTA」がリリースされた。2025年10月、新イベント”Tokyo Crossover Week”をスタート。著書に、『DJ 選曲術』や『クラブ・ジャズ入門』、自伝『職業、DJ、25年』等がある。現在、InterFM『Tokyo Crossover Radio』にて番組ナビゲーターを担当中(毎週金曜日22時)。USEN I-12チャンネルにて”沖野修也 presents Music in The Room”を監修。
Brittany Davis
「Sun and Moon」
Bandcampでたまたま見つけたシアトルを拠点に活動するボーカリスト兼ピアニスト。
悲哀に満ちた歌声は、時に強く、しなやかに変化する。
70年代のグルーヴを持ちながら、現代ジャズのビートを兼ね備えた現代のブルースは、
静寂と高揚を行き来する演奏と相まって、聴き手の心を捉えて離さない。
Ben Westbeech
「Times Are Changing」
歌物のハウスの人気が、一部のレジェンドを除き、低迷する日本だが、
僕はまだ現代版のソウル・ミュージックとしてしつこくチェックしてる。
元々はボーカリストだったBen WestbeechがDJ KONとのコラボを経て、
ハウス・プロデューサーとして名門Defectedからアルバムをリリース。
中でもこの曲は、この夏、いや、今年のアンセムだった。劇的にしてエネルギッシュ。
Madison McFerrin
「Ain’t It Nice」
レジェンド、Bobby McFerrinの娘にして、Tyler McFerrinの妹。
現代的なトラックとボーカル処理が秀逸。
しかし、その歌声とメロディーはどこか懐かしく、
クールで個性的な存在感は、時代を浮遊している。
Tiny Disc Concertのライブ映像も見たけれど、
なかなかのカリスマ性あり。
デビューから既に5年が経過しているが順調に成長中。
