ベルリンを拠点に活動するドラマー/作曲家、啓(ひろむ)・ザイフェルトのライブプロジェクト「Hiromu Seifert Lotus(啓・ザイフェルト・ロータス)」が、今秋日本各地を巡る。昨年12月、Baroom Tokyoで馬場智章をフィーチャーした公演で日本デビューを果たしており、今回はそれに続く来日となる。
HSLが掲げるテーマは「坂本龍一meets ジャズ&ビート」。名前の「啓」が持つ「解き放つ」「開く」「光へと導く」という意味から着想を得たプロジェクトで、緻密なコンポジションと即興の自発性を融合させている。ジャズ、ソング、アーバン・ビーツ、アヴァンギャルドを独自の感覚でミックスし、音楽的な深みとポップな感性を両立させたサウンドが持ち味だ。
啓・ザイフェルトは日独にルーツを持つ音楽家で、これまでニルス・ラングレン、ガナヴィヤ、カート・ローゼンウィンケルらと共演してきた。活動はオーケストラのための作曲からジャズクラブでの演奏まで幅広い。2022年にはハンブルク・モーツァルト協会などが主催する「doppelpunkt作曲コンクール」で第1位を受賞。その作品はハンブルク・ライスハレやベルリン・コンツェルトハウスなどで上演されている。
ツアーメンバーは2人。ひとりはオーストラリア出身のベーシスト、マーティ・ホロベックで、日野皓正や石若駿らと共演し、SMTKでも活動している。もうひとりは、Hibiki Jazz Quartetを率いる東京のピアニスト榎本響だ。10月26日の公演には、スペシャルゲストとしてサックス奏者の松丸契が加わる。
10月27日は、ベルリン、ニューヨーク、東京の3都市から集まったメンバーによる一夜限りのスペシャル・トリオ。泉川貴広(ピアノ)、シン・サカイノ(ベース)を迎えて公演。札幌公演ではニック・タルディフ(ベース)、本山禎朗(ピアノ)とのトリオとなる。
