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ボビー・ハッチャーソン逝去

ビブラフォン奏者のボビー・ハッチャーソンが、8月15日、カリフォルニア州の自宅で亡くなった。享年75歳。近年は肺気腫を患っており、闘病生活が続いていた。

およそ半世紀にわたって「ジャズ」の中核で活躍し続けた故人は、1950年代後期より本格的に演奏を開始。60年代初頭にはジャッキー・マクリーンやエリック・ドルフィーの諸作に参加するなどして頭角をあらわす。のちに初リーダー作『ダイアローグ』(1965年)をブルーノートより発表。以降、40タイトルを超えるオリジナル・アルバムをリリース。ビバップ以降の、ジャズの新たなメインストリームを代表するプレイヤーとして活躍した。また、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーター、フレディ・ハバードなど、他アーティストのリーダー作にも数多く参加し、50~60年代のモーダルなジャズ演奏から、70年代以降のクロスオーバー・ジャズまで、多彩なスタイルの演奏を遺している。ジャズ史における「名盤」の多くにクレジットされる“最重要ビブラフォン奏者”のひとりとして、その死が惜しまれる。

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