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NY「ダンス禁止法」廃止か

現地時間6月19日、ニューヨーク市議会のメンバーが「キャバレー法(ダンス禁止法としても知られる)」の廃止に向けての協議を開始することが明らかになった。

キャバレー法とは1926年に制定された法案で、その背景には黒人と白人の交流を快く思わない人種差別的な意図があるという見方もあり、制定当初はおもにハーレム地区のジャズ・クラブが摘発の対象となっていた。

同法案は前々ニューヨーク市長ルドルフ・ジュリアーニ氏による「再開発」計画や「9/11」のテロ事件をきっかけに再び広く知られるようになり、警察がナイトクラブに強制捜査に踏み入る際、たびたび口実に用いられたことでも有名である。

この協議は、同法案の廃止に尽力したニューヨークのダンス・グループらと市議会員のラファエル・エスピナル氏主導のもと実現し、6月19日にニューヨーク市庁舎で行なわれる。

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Discwomanによる「ダンス禁止法」廃止への呼びかけはこちら

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