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マイルス・バンドの元ギタリスト/米プロデューサー、レジー・ルーカス逝去

米現地時間5月19日(土)、マイルス・デイビス・バンドのギタリストとしても知られた米プロデューサー、レジー・ルーカスが65歳で亡くなった。死因は心臓病による合併症だったという。

1953年に米ニューヨークで生まれたレジーは、18歳の若さでマイルスのバンドに抜擢され、『アガルタ』(1975年)、『パンゲア』(1976年)などの作品に参加。

マイルス・バンドへ参加した当時のことを米『Fader』誌のインタビューで「すごくシンプルだったんだ。マイルスが『俺のバンドに入りたいか?』と聞いてきたから、すぐに『Yeah』と答えたよ」と語っている。

同バンド在籍中に、のちの制作パートナーとなるジェームズ・エムトゥーメと出会い、ロバータ・フラックやダニー・ハサウェイなどをプロデュース。また、ステファニー・ミルズの楽曲「Never Knew Love Like This Before」では、グラミー「最優秀R&Bソング賞」を受賞している。

1983年にはマドンナのデビュー・アルバム『バーニング・アップ(原題:madonna)』をプロデュース。同作に収録されている大ヒット曲「Lucky Star」や「Borderline」、「Burning Up」などはレジーが手がけたもの。

1991年に心臓病を発症してからも、個人プロジェクトを中心に音楽活動を続け、時折、米モンクレア州立大学(ニュージャージー州)にて教鞭も振るっていたという。

今回の訃報を受け、レジーの娘リサ・ルーカスをはじめ、マドンナも自身のSNSで哀悼の意を表明している。

 

マドンナ

リサ・ルーカス

 

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