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盲目のピアニスト、ヘンリー・バトラーが逝去

盲目のピアニスト/シンガーとして知られるヘンリー・バトラーが、現地時間7月2日(月)に米ニューヨークで亡くなった。68歳だった。

彼のマネージャーによると、バトラーはかねてより癌を患っており、ウェブで集めた基金をもとにドイツで治療を試みたが「彼の身体はすでに力尽きていた」という。

1949年に米ニューオーリンズで生まれたバトラーは幼少期に視力を失うも耳を頼りに独学でピアノやトロンボーン、ドラムをマスター。大学を卒業後、クラブやフェスでの活動が評判になり、徐々にニューオーリンズのシーンで頭角を現した。

1986年には初のリーダー・アルバム『Fivin’ Around』を名門インパルス・レコードよりリリースし、その後もウィンダム・ヒル・レコードやベイズン・ストリート・レコードなどから諸作を発表。

2005年にニューオーリンズを襲ったハリケーン「カトリーナ」の被害から、コロラド州のデンバー、そしてニューヨークのブルックリンに移住。残りの生涯をそこで過ごしたという。また、癌の発覚後も精力的に活動を続け、死の2週間前までソロ公演をおこなっていたという。

現在、バトラーのFacebookページには家族による追悼声明が公開されている。

 

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