出演者が語る 「モントルー・ジャズ・フェスティバル ジャパン 2015」

取材・文/Arban編集部

2015.09.24

出演者が語る「モントルー・ジャズ・フェスティバル ジャパン 2015」

10月1日(木)から25日(日)まで期間中、計12公演が組まれ、ジャズにとどまらない、さまざまなアーティストが出演する「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」。各公演に出演するアーティストへショート・インタビューを行った。彼らがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか? また彼らにとっての「モントルー・ジャズ・フェスティバル」とは? 好きなアーティストのパフォーマンスをより楽しむためのヒントとして、この記事を活用してほしい。


GILLES PETERSON
10月1日(木)@ LIQUIDROOM 「Opening Night by ARBAN」出演
10月10日(土)@ UNIT 「ARBAN Club」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル」が東京で開催されることについて、日本の音楽シーンにどのような意義があると思いますか?
日本のラインナップも素晴らしいよ。ジャズと即興音楽の中でもさまざまな要素を持ったアーティストたちを集めているよね。自分もラインナップに入っているなんて本当に誇らしいし、本当に嬉しいよ。おもしろいアーティストたちが一堂に会することは、ミュージックシーンにいい刺激を与えるはずだよ。長く続くといいね!
――あなたにとって「モントルー・ジャズ・フェスティバル」とはどのような存在でしょうか?
スイスのモントルーには小さな頃から足を運んでいて、ウルシュラ・ドゥジアクとか、ミシェル・ペトルチアーニ、ウェイン・ショーターっていうアーティストたちをそこで知ったんだ。スイスの田舎で開催されてるんだけど、ロケーションとして完璧なんだ。アルプスのジュネーブにある湖のそばで、太陽はいつも光輝いている。創設者のクロード・ノブスは大のジャズ好きで、彼が育った町に最高のミュージシャンたちを呼びたいと思ったんだ。60年代にその夢は現実となったわけなんだけど、クロードのキュレーションは素晴らしかった。ユセフ・ラティーフやザ・ブラックバーズみたいに、実力はあっても当時知名度がそれほど高くないアーティストを招聘して一躍有名にさせた。また、ワールド・ミュージックがそれほど注目されていない時代からブラジルやアフリカの音楽を取り入れたり。これほどモントルーがヨーロッパで有名な理由は、彼という人間の存在だね。しかもすべてのパフォーマンスを録音、録画して残している賢い人なんだ!
――10月1日(木)LIQUIDROOMに出演するシャソルについて、どのような印象をお持ちですか?
初めてシャソルを聴いた時はとても衝撃的だった。『Indiamore』(2014年)を買って3回連続で聴き続けたほどだよ! 彼はカリビアンの雰囲気とアンビエント、トロピカル、ジャズ、ダンス・ミュージックの要素を完璧なバランスで持ち合わせている本当に才能を持ったアーティストだよ。自分の夢が体現したようなアーティストなんだ。
――同様にモッキーのライブにも注目が集まっていますが、彼に対してはいかがでしょうか?
モッキーは即興のエレクトロニック・ミュージックを演奏するうえでエンジンルームの重要な役割を果たすアーティストなんだ。彼とゴンザレス、ジェイミー・リデルの即興の掛け合いは、とても重要で影響力がある。彼のソロやアレンジは世界でもトップ・クラスだと思う。モントルーに最適で最高のアーティストだよ!
――あなたのDJはどのようなプレイになりそうですか?
じつは、サン・ラの新しいコレクションを完成させたところなんだ。ジャズのアイコン的な彼の新しいリミックスとオリジナルを織り交ぜるようなセットを考えている。あと、新しいソンゼイラのアルバムを制作しているところでもあるから、そこからも少しかけると思うよ。UNITでは僕のミックスにエフェクトとヴァイブスを加えてくれるサウンドマン/MCのアール・ジンガーと一緒に出演するからLIQUIDROOMとUNITのDJの違いも楽しめるよ!
――あなたが出演するUNITの目玉のひとつとして、メラニー・デ・ビアシオのライブもあげられると思います。彼女に対してはどのような印象をお持ちですか?
メラニーは魔法のような雰囲気を持つシンガーなんだ。彼女の音楽が大好きだから、昨年、彼女にリミックス・プロジェクトをキュレートしたよ。BBC Radioのセッションで彼女に参加してもらったこともあって、今年の「Worldwide Awards」にも参加してもらっているよ。
――あなたが個人的に楽しみだと思うプログラムを教えてください。
77 KARAT GOLD、マーラ & コーキ、デヴィッド・サンボーンは、特に楽しみだね!
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CHASSOL
10月1日(木)@ LIQUIDROOM 「Opening Night by ARBAN」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
たくさんの人々の声や鳥たちの鳴き声、自然の音などの映像(2014年にマルティニークで撮影)をスクリーンに投映しながら、僕とドラマーのローレンス・クライスが向かい合って演奏するよ。
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
いろいろな思いがある。「モントルー・ジャズ・フェスティバル」は、僕が10代だった頃よく聴いていた音楽をフィーチャーしてくれるフェスなんだ。ジョン・マクラフリン、マハヴィシュヌ・オーケストラ、アポカリプス、ラリー・コリエル&ザ・イレブンス・ハウス、ほかにもたくさんいるよ。2004年にストラヴィンスキー・ホールでフランスのバンドのフェニックスと一緒にジョージ・クリントン&パーラメント・ファンカデリックをサポートした時は楽しかったよ。プログラムが進化するにつれて“ジャズ”という言葉の意味合いが変わったように思う。晴れている時は湖が美しいから、そこで『Big Sun』か『Indiamore』を演奏できればいいね。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
知っているアーティストのことしか話せないけど、気前がよくて要求が多くて、でも同時に近づきやすいジャイルス・ピーターソンは観に行くね。あと新しい発見をくれると思うから松浦俊夫と、フルートがすばらしいメラニー・デ・ビアシオ、ブレッカー・ブラザーズのデヴィッド・サンボーン、そしてジョン・マクラフリン。彼ほどのギタリストはこの世にいないよ。ジョン・マクラフリンがやっていたプロジェクトのマハヴィシュヌ・オーケストラが大好きなんだ!
――今後の予定は?
スイス/フランスで放送されるサスペンス番組のために曲を作ってるよ。スウェーデンの北の方に住んでいる恐ろしい殺人鬼の話だよ。あとはいろいろな場所で『Big Sun』を演奏してる。僕のレーベル<TRICATEL>から『Indiamore』のバイナル、『ultrascores vol 2』、『Big Sun』のリミックスアルバム、ほかにもいろいろリリースが決まっているから楽しみにしててね。


MAMA!MILK(生駒祐子/アコーディオン)
10月1日(木)@ LIQUIDROOM 「Opening Night by ARBAN」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
「Nude」をテーマに、私たちのアコーディオンとコントラバスに、トロンボーンに市原大資さん、ドラムに栗原務さんを迎えてカルテットで演奏します。「Nude」は、私たちが2011年に同名のアルバムを発表して以来持ち続けている感覚です。「しなやかに、狂おしく。揺るぎなく揺らぎ続ける、剥きだしの音楽」この秋、あやふやな世界のなかで「Nude」を求める気持ちが強くなってきました。それぞれの楽器の音が響き合う原点を見つめながら、野性とエレガンスを抱くアンサンブルを探っていきます。
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
革新が積み重ねられて伝統になる、そんな印象を受けています。生命力に溢れた自由な音楽のフェスティバル。「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」にも同じ印象を持っています。「Japanese New Exotica」、「Nouveau Jazz」、「Cinematic Beauty」そして「けっきょくのところ、どこへもカテゴライズできない魅惑的な音楽」と評されるmama!milkも大切に迎えてくださったのですから。心より敬意と感謝の意を表します。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
まず「Opening Night by ARBAN」の一夜をご一緒する松浦俊夫さん、ジャイルス・ピーターソンのDJと、モッキー、シャソルのライブです。ラジオやアルバムで聴いている大好きな方々の音楽で一夜が染められるなんて! とっても楽しみにしています。それから、9日に出演される青葉市子さん。昨年、共演した際にmama!milkの「an Ode」に合わせて歌ってくださった声に、すっかり惹き込まれてしまいました。「an Ode」は、8月に江ノ島で行われたイベント「夕陽と海の音楽会」で松浦さんが真夏の太陽のもとでかけてくださった曲。そして「Opening Night by ARBAN」では、私たちのライブの後にDJをしてくださるのが松浦さん。mama!milkから松浦さんへ繋がるこの瞬間も本当に楽しみです。松浦さんの選曲で聴くmama!milkの音楽はいつも、作曲家である私にも新鮮で魅力的に響くので驚きます。音楽と音楽が繋がれることで初めて立ち現れる世界へ誘われる悦楽。素敵です。
――今後の予定は?
今年は初夏に7インチ・レコード『Vanilla』を発表してから「真夏のヴァニラ」と題して京都の京都府庁 旧本館 「正庁の間」、 ミラノのスフォルツェスコ城やマテーラ最古の修道院跡レ・モナチェッレ、東京のHADEN BOOKS、DEE’S HALL、NEWPORTなど趣深い場で演奏を重ねてきました。この秋もいろいろな演奏会がありますので、ぜひ、mama!milkのオフィシャルサイト http://www.mamamilk.net/ をご覧くださいね。来年には、舞台作品の音楽も担当いたします。


MOCKY
10月1日(木)@ LIQUIDROOM 「Opening Night by ARBAN」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
長い間日本へ行くことを待ち望んでいたよ。僕のショーは、いつだって驚きと集まってくれたオーディエンスとの交流に溢れているよ。日本のファンたちと繋がることを待ちきれないくらいさ。新作『Key Change』(2015年)に収録した曲を中心に何曲か古い曲も披露するつもりだよ。リズムと笑いでいっぱいになるはずさ。素晴らしいミュージシャンたちと演奏するからライブを見逃さないでほしい!

――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
いつの時代でも世界中のフェスティバルを代表するもののひとつだと思う。東京で開催されるものに参加できて光栄だよ。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
素晴らしいアーティストがたくさんいるから選ぶのは難しいね。ジャイルス・ピーターソンはすごいDJだから見たほうがいい。ジョン・マクラフリンもレジェンドだから見逃せないよ!

EDDIE C
10月2日(金)@ LIQUIDROOM 「RAINBOW DISCO CLUB」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
ここ数年で自分に影響を与えた音楽、自分や周りの友人の新譜、世界中で見つけてきた音楽、全部含めた幅広い音楽をプレイしようと思ってる。最近はアリエル・カルマをよく聴いているんだ。だから、瞑想っぽさを消して踊れるアレンジにしてかけるかもね。最近までブラジルとコロンビアにいたんだけど、そこでもいろいろな音楽と出会えたんだ。「その曲教えてください」ってお願いされるのが楽しみだよ!
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
いつか行ってみたいと思ってるよ。YouTubeで何時間も「モントルー・ジャズ・フェスティバル」の映像を見てるんだ。特に1973年のマイルス・デイビスが最高だね。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
ジョン・マクラフリンは観たいね。マイルス・デイビスのアルバム『Big Fun』(1974年)に収録されている「Go Ahead John」っていう曲のギター・ソロはいつ聴いても素晴らしいよ。ジャイルス・ピーターソンもとても楽しみにしてる。長年彼の大ファンなんだ。あとママドゥ・ドゥンビアと松浦俊夫と、もちろん友人のサイケマジックも楽しみだね!
――今後の予定は?
ベルリンのウェディングっていう地域に引っ越したんだ。この土地の音楽シーンは盛り上がるって長年言われ続けてたんだけど、ようやく盛り上がりそうなんだ! 僕がベルリンに住む前に想像してた通りの街になるかもしれないから楽しみだよ。ベルリンに来てからは、曲をたくさん作っていて、今年中にはリリースできると思うよ。


PSYCHEMAGIK
10月2日(金)@ LIQUIDROOM 「RAINBOW DISCO CLUB」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
多様なスタイル、テンポを行き来するディープな経験ができると思うよ。その日のお客さんの雰囲気を見てセットは変えるけど、いろいろ実験的なこともするつもりだから、お客さんも僕らジャーニーを寛大に受け止めてくれるといいな。
最近、「Jersey Live」ってフェスに出演したとき、オーディエンスのほとんどが18歳以下で、14、5歳の子もいて、みんな早い時間帯から激しい音を求めていたんだ。僕らは、会場の雰囲気を作っていくようなセットを用意してたんだけど、彼らのためにガラッと変えたから、それはもう盛り上がったよ! でも、今回は大人のフェスだからその必要もないよね!
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
正直行ったことがないから何も言えないな。でも日本でこういったフェスがあるのはいいと思うよ。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
間違いなく「RAINBOW DISCO CLUB」だね! それに、エディー・Cはマストだよ! 彼は本物のジャーニーに連れていってくれる驚異的なDJだよ。ここ数年聴いてないけど、アール・ジンガーはかなり好きだったから観に行くね。オルタナティブですごくいいラインナップだから、知らないアーティストも積極的に観に行こうと思ってるよ。楽しみだね!
――今後の予定は?
新しいプロジェクトの準備を進めてるよ。リミックスやコンピレーションも出す予定だから楽しみにしててね。


77 KARAT GOLD (SAUCE81)
10月2日(金)@ LIQUIDROOM 「RAINBOW DISCO CLUB」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
『WANNAFUNKWITU』(2015年)の収録曲を中心に、お互いのソロの作品や、2人がこのプロジェクトを通してインスパイアされてきたトラックなどもプレイする予定です。基本的には、GROOVEMAN SPOTがDJでミックスしながら、スクラッチやエフェクトを駆使して、そこに自分が歌やシンセで絡んでいくセッション的なスタイルになります。なので、原曲にはないフレーズをアドリブでプレイしたり、曲がその場でエディットされたりするような、リリースされている音源とは違うバージョンを聴かせたいと思っています。
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
自分にとって「モントルー・ジャズ・フェスティバル」といえば、マーヴィン・ゲイの『Live in Montreux 1980』(2003年)であり、このDVDから受けた恩恵は計り知れません。また、“ジャズ”と一言でいっても、長い年月をかけて、いろんなスタイルが確立され、あらゆる音楽と影響を及ぼし合い、今となっては幅の広いジャンルです。このフェスは、いわゆるジャズ・ミュージシャンではないジャンルのアーティストも出演していて、純粋に音楽への深い愛情を感じます。ジャズは、音楽とシリアスに向き合い、プレイヤーのスキルと新たなサウンドを追求し、越境しながら、時には難解かつ陽気に、時にはシンプルで悲しげに、音を通してアイデアや感情をシェアするものだと解釈しています。なので幅広さがあることはとても自然な“ジャズ”のあり方のように思いますし、そういう意味においても「モントルー・ジャズ・フェスティバル」は正にジャズを体現しているフェスティバルなのではないでしょうか。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
時間があるならすべての公演に行ってみたいくらいですが、先日リリースされたアルバム『Key Change』が好きだったのでモッキーのパフォーマンスに興味があります。「ARBAN Club」では、ダンスはもちろん、ジャズ、エレクトロニック、ビート・ミュージックなどを含めた、幅広い意味でのクラブ・ミュージックを体験できると思いますし、重低音を全身で浴びたかったら「DBS 19th Anniversary」がオススメです。僕らが出演する「RAINBOW DISCO CLUB」では、エディー・CのDJが楽しみですね。一晩通してよりストレートでディープなダンス・ミュージックを体験できると思います。デヴィッド・サンボーンが今春にリリースした『Time And The River』(2015年)に収録の「Spanish Joint」のカバーも生で聴いてみたいですね。
――今後の予定は?
現在、アルバムのリリース・ツアーの真っ最中で、これから、岐阜、金沢、福井、秋田、鹿児島、熊本、佐賀に行く予定です。国内だけでなく、海外のブッキングも現在進行中なので、2人でいろんな所に行けるのが楽しみです。10月には、アルバムに収録されていた「What Does It Take To Win Your Oooh」のエディット・バージョンと、未発表曲を収録した7インチ・レコードが<Jazzy Sport>からリリースされますので、ぜひチェックしてみてください。


FLO MORRISSEY
10月9日(金)@ 晴れたら空に豆まいて 出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
ギターとキーボードでソロ出演するよ。アルバム『Tomorrow Will Be Beautiful』(2015年)が構成のメインになりそう。あと、カバー曲も披露するかもね。日本に行くのは初めてだからすごく楽しみにしているわ!
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
素敵な話をたくさん聞いているわ。私のマネージャーが行ったことがあるんだけど、かなり良かったみたい。日本で開催されるなんて最高ね!
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
イギリスでジャイルス・ピーターソンはすごく有名でリスペクトされていて、彼のセットを観るのがすごく楽しみ。青葉市子、メラニー・デ・ビアシオも観てみたいわね。知らないアーティストが多いから、オーディエンスと同じくらいたくさんの発見がありそうで、わくわくしているわ。
――今後の予定は?
秋にリリース予定のアルバムがあるの。だから、それに合わせてツアーやヘッドライナーとしてのイベント出演ができれば嬉しいわ。


MELANIE DE BIASIO
10月10日(土)@ UNIT「ARBAN Club」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
アルバム『No Deal』(2015年)と『A Stomach Is Burning』(2007年)の楽曲に基づいた即興のパフォーマンスになるわ。観客、ロケーション、照明、静寂にインスパイアされながら、その場でハーモニーを築き上げるの。私は、メンバーがメロディックなソロをそれぞれに披露するよりも、即興でオーガニックな音を作り上げることが大切だと思ってるの。2005年の愛知万博に招待されて以来の日本だから楽しみにしているわ。
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
2014年にトリオで演奏したことは、とても素敵な思い出になっているの。クラブで演奏したけど、オーディエンスもメディアも盛り上がって素晴らしい体験をすることができたの。

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
ママドゥ・ドゥンビア、シャソル、ジャイルス・ピーターソン、松浦俊夫ね。
――今後の予定は?
10月に『No Deal』のデラックス・エディションをリリースするわ。


MALA & COKI(MALA)
10月11日(日)@ UNIT「DBS 19th Anniversary“MALA & COKI –DIGITAL Mystikz」出演

――モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
いつも特別で新しい音楽を日本のみんなに届けられるよう心がけてるよ。俺が出演する「DBS」は良い音楽、サウンドシステムを分かち合える最高のパーティーだよ。これまでにジャー・シャカみたいなレジェンドからゴールディーまで、すばらしいアーティストを日本に呼んでいる。パーティーの細かい部分まで気を配っていて、その配慮と愛にリスペクトしているよ。19年も続いてて、全く衰えないなんて、本当にすごいことだと思う。Happy Birthday DBS.
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
ジャズ・フェスティバルには、何度か行ったことがあるけど、毎回聴いたことがないような新しい音楽に出会えるんだ。学んだり刺激を受けたりできる最高の場所だね。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
GOTH-TRADは言うまでもなく、観たいアーティストと言えるね。DJでもライブでも、彼のスタイルやエナジーはすごいものがある。あとジャイルス・ピーターソンは、きっと今まで聴いたことのない音楽をかけてくれる。膨大な音楽の知識を持っていて、いつも新しいことを学べるし、観るのが楽しみだよ。
――今後の予定は?
ありがたいことにいつも忙しくしているよ。僕が運営するレーベル<Deep Medi Musik>は、絶えずリリースしているし、個人的にプロデュースやDJもしている。近いうちに何か報告できると思うよ。One Love.


DAVID SANBORN
10月19日(月)― 10月22日(木) @BLUE NOTE TOKYO 「MJFJ PREMIUM LIVE FEAT. DAVID SANBORN -TIME AND THE RIVER」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
バンドに新メンバーが入ったんだ。一番新しいアルバム『Time And The River』(2015年)の曲と、昔の楽曲を新しい解釈で演奏する予定だよ。あと、素晴らしい腕を持つ日本人パーカッショニストの岡部洋一さんをフィーチャーするよ。ドラムにクリス・コールマンが参加するんだけど、彼はとてもダイナミックなドラマーだから注目してほしい。力強くて、ステージ上での立ち振る舞いも最高で、とにかくすばらしいドラマーだと思っているよ。彼はプリンスとも共演したことがあるんだ。
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
世界的にみてもかなり歴史のあるジャズ・フェスティバルで、幸運なことにここ20年で数回出演させてもらっているんだけど、あのステージで演奏するのは毎回スリリングだね。今回日本で「モントルー・ジャズ・フェスティバル」が開催されることをすごく嬉しく思うよ。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
ジョン・マクラフリンとザ・フォース・ディメンションだね。彼は常に好きなミュージシャンで、彼の音楽を聴くのも共演するのも好きだよ。今回の彼のパフォーマンスも楽しみにしているんだ。
――今後の予定は?
『Time And The River』にはかなり満足していて、BLUE NOTE TOKYOでこのアルバムの曲を演奏することになっているよ。

JOHN McLAUGHLIN
10月23日(金)― 10月25日(日) @ BLUE NOTE TOKYO 「MJFJ PREMIUM LIVE FEAT. JOHN McLAUGHLIN & THE 4TH DIMENSION」出演

――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」では、どのようなパフォーマンスを考えていますか?
ジャズの世界ではどんなパフォーマンスになるかなんて断言できないよ。自発性、即興性が僕らの音楽の不可欠な要素なんだ。フュージョン・ジャズ・グループとして知られていようが、僕もメンバーも音楽の規律はジャズに基づいている。僕が言えることは、このバンドは今まで組んだバンドのなかで最高だっていうこと。みんな才能があるし、人間性も素晴らしい。だから、素晴らしい音楽を生み出すよ。昨年、BLUE NOTE TOKYOには出演しているけど、人間として僕たちは毎日変化しているから、進化した僕らの音楽が聴けるはずだよ。それに新しい曲もレコーディングしたんだ。レパートリーも増え続けている。僕たちのパフォーマンスには、1970年代から現代までのさまざまな音楽の要素が入っているよ。
――スイスで行われている本国の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に関して、どのような印象をお持ちですか?
世界で最高のフェスだと思う。今回の「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」を筆頭に、すべての国でその土地のアーティストを含めたラインナップで開催すべきだよ。今回ラインナップにたくさん日本人の名前があって、すごくいいと思う。
――「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」に出演するアーティストやオススメの公演を教えてください。
もちろんデヴィッド・サンボーンをオススメするよ。彼は古くからの友人であり、大好きなアーティストなんだ! 1970年代には一緒にレコーディングもしたしね。今の彼は、素晴らしいテクニック、ハート、ソウルを持ち合わせた最高のアルト・サックス奏者だね。
――今後の予定は?
まず、フォース・ディメンションのメンバーと作った『Black Light』(2015年)が過去最高作となったことを言わしてほしい。ほかのニュースは、1987年の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」でパコ・デ・ルシアと一緒に出演した音源をミックスしたよ。昨年、彼とのデュオ・アルバムを制作しようとしていて、ご存じの通りレコーディング・スタジオに入る前に彼は帰らぬ人となってしまったから、このレコーディングが実現して嬉しく思ってる。『Black Light』の収録曲「El Hombre Que Sabia」は、彼と一緒にレコーディングしようとしていた曲なんだ。彼への敬意を表して、バンドと一緒にレコーディングしたんだ。

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