【Ginza Music Bar】大沢伸一プロデュースによる新しいミュージックバーのカタチ

取材・文/山本将志 写真/大森エリコ

2015.07.01

よい音楽で、より素敵な時間を #01
 好きな音楽を雰囲気のよい空間で聴くことができたら、その時間は、より贅沢なものになるだろう。音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する特集。第1回目は、アーティスト大沢伸一氏プロデュースによる東京・銀座にあるGINZA MUSIC BARをご紹介したい。
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 多くの高級ファッションブランドの店舗が立ち並び、高級車とタクシーが行きかう東京の一等地、銀座に、隠れ家的に存在するのがGINZA MUSIC BAR。2014年に大沢伸一氏、音楽プロデューサー小林武史氏とTORIBA COFFEEの鳥羽伸博氏の3者が銀座で音楽をコンセプトにオープン。

 人気の一端を担っているのが音楽家、大沢伸一プロデュースのお店だからという点もあるが、なによりその居心地の良さというのが1番の人気の理由だろう。取材当日、女性同士の客が多かったのも特徴的だ。

「パリのモダンなサロンのような居心地の良さを目指して作った結果です。音楽をメインにしたBARにありがちな堅苦しい雰囲気はなるべく排除するように努めていますし、使い方は自由です。昨今のカラオケやディスコマナーのクラブでの強制的な共有や共感に疲れた方は、とても心地よく過ごして頂けると思います。(大沢伸一)」

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 オーディオ機器に関しても「いたってシンプルです。スピーカーにTANNOYを使用しているのは、TANNOYの音は長く聴いていても疲れないからです。あとは関わっている人間の趣味が反映されているだけで、厳格なルールはありません。(大沢伸一)」

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ふと目をやるとメッセージカードにお店のコンセプトを感じ取れる。横にいる友人/恋人とのコミュニケーション、流れている音楽など、このひとときを大切にしてほしい。

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選曲は、専属のセレクターが担当。音源があればリクエストにも応えてくれる。また、セレクターの前の席は特等席なので空いてたら幸運。

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大沢氏がシンプルで疲れないというTANNOY Westminsterのスピーカー。筐体の下部には、英国TANNOY社最高級モデルを象徴する金色の紋章が輝いている。

 

Music × Drink Night
 棚にストックされているアナログレコードの数々。1枚1枚、丁寧にシールドから取り出し、レコードプレーヤーに設置されていく。かかる音楽のジャンルも幅広い。セレクターがお店の雰囲気や客層を見ながら選曲してくれるので、自然と音楽を通じてコミュニケーションが生まれる。
GET A TASTE OF A TYPICAL BODY
「優等生的な音や音楽ではなく、僕ら届ける側の人生や感性にかなうものはなんでも取り入れています。歌謡曲からニューウェイブ、現代音楽、映画音楽、クラシック、ジャズやソウル、エレクトロニカまでなんでもありです。そして、音楽を通して交流が生まれる場を提供できればと思っています。(大沢伸一)」

GINZA MUSIC BARを取材していくなかで、重要視されていたのはコミュニケーションということだった。ジグザグした珍しい形のカウンターも、横一文字に並ぶよりお互いの顔を見ることができるため、会話を生みやすくするように設計されている。音楽にこだわるがゆえ、会話をするのも気を使わなければいけないお店とは異なり、会話を妨げないボリュームへの配慮もなされ、あくまで人が中心となる空間を作っている。これからの夏の季節は、人気のモヒートや季節限定のオリジナルカクテルもオススメとのことなので、まず注文の際に店員へ気軽に相談しコミュニケーションをとってみるのもいいだろう。

  • 店舗名
    GINZA MUSIC BAR
  • 住所
    東京都中央区銀座7-8-13 ブラウンプレイス4F
  • 営業時間
    平日、土曜日 18:00-28:00
    日曜日 17:00-24:00
  • 定休日
    祝日
  • 電話番号
    03-3572-3666(受付16:00~)
  • オフィシャルサイト
    http://www.ginzamusicbar.com/

 

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