2020.01.31

アナログレコードのプレス・サービス「ARBAN Records」始動! 初プレス現場をKEEPONさんが視察


音楽メディア『ARBAN』が、アナログレコードのプレス・サービス「ARBAN Records (アーバン・レコード)」を開始します。英国の名門アビーロード・スタジオでマスタリング、カッティングを行い、日本国内にて最新鋭のプレスマシン「WARMTONE」でプレス。原盤の制作過程では、通常のマスタリングに加え、ハーフスピード・マスタリングやDMMにも対応。高音質のアナログレコードプレスをコーディネートします。

名門「アビーロード・スタジオ」でマスタリング

アナログ盤の制作において、最も重要な工程のひとつがマスタリング。CDや配信用のマスターとは異なる、アナログレコード用の特別なマスタリングが必須です。ARBAN Records では、このマスタリング工程をイギリスのアビーロード・スタジオと提携。アナログレコードの再生音を熟知した世界屈指のエンジニアの手で、最高のマスタリングを施し、アナログ盤の元となる「原盤」を制作します。

ロンドン・ウェストミンスター地区のアビーロード(Abbey Road)沿いに立地するアビーロード・スタジオ。もとは「EMIレコーディング・スタジオ」の名称だったが、同所で制作されたビートルズのアルバム『アビー・ロード』(1969)の大ヒットを受け、「アビーロード・スタジオ」の呼称が一般化。正式名称もこれに変更された。ビートルズ作品のほか、クリフ・リチャードやピンク・フロイドのアルバムなど数々の名作が録音・制作されたことでも有名。

ARBAN Records が「マスタリング」を委任するアビーロード・スタジオは、これまで数々の歴史的名作を世に送り出してきた名門。昨今でも、話題の新録作品はもちろん、高音質の復刻盤なども多数手がけています。なかでも特に注目を浴びているのがハーフスピード・マスタリング(注1)という手法です。近年では、ザ・フーのライブ盤『Live At Leeds』や、JAPAN『孤独な影』の復刻版でも採用され、その音質の素晴らしさが大きな話題になりました。

注1:マスターテープを通常の半分のスピードで再生しながら、レコードの元となるラッカー盤にデータを刻印する手法。実際の再生時間の2倍の時間をかけて溝を刻むことで、明瞭かつ高精細なカッティングを可能にする。このプロセスをコントロールできる数少ないエンジニア、マイルス・ショーウェル氏が担当。

ARBAN Recordsでは、このハーフスピード・マスタリングはもちろん、ノーマル・マスタリングにも対応。作品の特性に合わせて、最適なマスタリング方法を選択できます。

安心&高品質の日本国内プレス

レコード盤のプレスは工程は、 “次世代プレス・マシン” として注目される WARMTONE™(ウォームトーン)を導入した日本国内の工場で実施。圧倒的なスピードと品質管理能力を誇るこの最新鋭機を備え、安心&高品質の国内プレスを実現します。なお同工場では、アナログ盤のプレスに加え、センターレーベルの印刷やレコードジャケットの制作まで、一貫した生産体制を保持しています。

ARBAN Records 詳しくはこちら

というわけで、さっそく…

「レコード大好きミュージシャン」が初プレス

このたび、ARBAN Records のコーディネートで KEEPONさんの7インチ・アナログ盤『パーティー/終りの季節』(2月21日 リリース)を製作させていただきました!

KEEPON『パーティー/終りの季節』

 KEEPON(キーポン)さんは、2003年生まれの現役高校生シンガーソングライター。これまでに多重録音による自主制作CDを4作発表してきましたが、アナログ盤シングルのリリースは初めて。

今回、LI’L DAISY(リル・デイジー)レーベルから発売される本作は、「パーティー」「終りの季節」をカップリングした7インチ・シングル。両曲ともに細野晴臣さんのアルバム『HOSONO HOUSE』(1973年)収録曲のカバーです。しかも、「パーティー」のミックスは細野晴臣さん、「終りの季節」は久保田麻琴さんが担当するという贅沢な仕様。

この音源を、ロンドンのアビーロード・スタジオでマスタリング。前出のマイルス・ショーウェル氏によってハーフスピード・マスタリングが施され、いよいよ、日本国内でのプレス工程です。KEEPONさんが見守るなか(通常はプレス工程の見学はできません)次々とレコード盤が生まれてきます。

幼少のころからアナログレコードに親しんできたKEEPONさん。念願の「レコード工場見学」もさることながら、自作のアナログ盤がプレスされる様子に、感慨もひとしおです。

「興奮しました。グルーヴが刻まれる様子を生で見ることができて、しかもそれが自分のレコードだなんて。完成した盤のサウンドも、ジャケットの出来ばえも大満足。今日の経験で、ますますアナログ盤が愛おしくなりました」

こうして完成した、KEEPON『パーティー/終りの季節』(2月21日に発売)。ジャケット写真は『HOSONO HOUSE』を撮影した野上眞宏さん。デザインは岡田崇さんが担当。同楽曲を収めたCDも同梱されます。この作品、リル・デイジー・オンラインショップでは先行発売(特製アザージャケットの特典付)を行います。予約受付中!

予約はこちらから
http://lildaisy.theshop.jp

リル・デイジー:レーベル公式サイト
http://lildaisy.jp

KEEPON ライブ情報はこちら
https://panda4x4.wixsite.com/keepon