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ピアニストのマイク・ロンゴ死去 ディジー・ガレスピーの名サイドマンとしても活躍

マイク・ロンゴのアルバム『MATRIX』

3月22日(日)、米ピアニストのマイク・ロンゴが83歳でこの世を去った。彼の妻ドロシーによれば、死因はかねてより患っていた病気と新型コロナウイルスの感染による合併症だったという。

1937年、米オクラホマ州シンシナティの音楽一家の中に生まれたマイク・ロンゴ(本名:マイケル・ジョセフ・ロンゴ)は、幼少からピアノに触れ、15歳の時に父のバンドでデビュー。その後、当時高校のバンド監督を務めていたキャノンボール・アダレイの目に止まり、直接指導を受けながらバンドにも加入。20代になると、オスカー・ピーターソンが教鞭を摂る音楽学校に通い半年間、彼に師事した。

大学卒業後にジャズ・ピアニストとしてのキャリアをスタートし、その後ニューヨークでディジー・ガレスピーのバンドに加入。60年代から70年代にかけて在籍し、『Swing Low』、『Sweet Cadillac』『Portrait of Jenny』などの諸作の録音に参加。ディジー・ガレスピーの名サイドマンとして活躍した。本人名義のアルバムは、70年代のジャズ・ファンク的な作品群がよく知られている。

 

下の動画は、1968年のコペンハーゲン公演の模様。ロンゴのオリジナル曲「Ding-a-Ling」が演奏されている。

ロンゴの友人であり、ディジー・ガレスピーのバンドでも活動をともにしたベーシストのポール・ウェストは、「彼は音楽と指導に人生を捧げた、生粋のミュージシャンでした」と彼の人生を振り返っている。

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