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ハル・ウィルナーが64歳で死去 ルー・リードやマリアンヌ・フェイスフルを手がけた名プロデューサー

ハル・ウィルナー

LOS ANGELES, CA - APRIL 07: Producer Hal Willner attends The David Lynch Foundation's DLF Live Celebration of the 60th Anniversary of Allen Ginsberg's "HOWL" with Music, Words, and Funny People at The Theatre at Ace Hotel on April 7, 2015 in Los Angeles, California. (Photo by Kevin Winter/Getty Images)

米音楽プロデューサーのハル・ウィルナーが4月7日に亡くなった。64歳だった。死因は新型コロナウイルス感染による合併症と見られている。

1956年、米ペンシルベニア州フィラデルフィア生れのウィルナーは、10代のときにキャリアをスタートし、サン・ラのアルバム『The Antique Blacks』のレコーディング・アシスタントなどを経て、プロダクションの技術を磨いていったという。

ルー・リード(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)や、マリアンヌ・フェイスフルなど、数々の音楽プロデュースを手がけ、セロニアス・モンクのトリビュート作では、その独創的なキャスティングで注目を集めた。

80年代からは米テレビ番組『Saturday night Live』の音楽プロデューサーを務めたほか、マーティン・スコセッシ監督の『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年)をはじめ、数々の映画音楽にも着手した。

音楽界からは、親交が深かったというエルヴィス・コステロや音楽家・三宅純など、ウィルナーの死を偲んだ数々のコメントが寄せられている。

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