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『JAZZ NIGHT IN AMERICA』がアメリカの人種差別に言及─ NYの「キャバレー・カード問題」を取り上げた動画公開

米公共ラジオ局「NPR」の動画プログラム『JAZZ NIGHT IN AMERICA』 は、1940年から1967年まで存在したニューヨークの「キャバレー・カード」についての動画を公開。人種差別と、それによってもたらされた音楽界への影響について言及している。

「キャバレー・カード」とは、当時ニューヨークのジャズクラブに出演する際に必要だった許可証の一種。これは1920年代の禁酒法時代にニューヨークで施行された「キャバレー法(注)」に端を発するもので、その管理は実質ニューヨークの警察がおこなっていた。これを失うと著名プレーヤーでさえもクラブに出演することができず、職を失うジャズマンも少なくなかった。

注:1926年にニューヨークで制定された法案。黒人と白人の交流を快く思わない人種差別的な意図が背景にあるとも見られ、制定当初は主にハーレム地区のジャズ・クラブが摘発の対象となっていた。

動画では、キャバレー・カードを剥奪されたジャズ界のスター、チャーリー・パーカーやビリー・ホリデー、セロニアス・モンクのケースを例に考察。当時、黒人たちが許可証を得るまでのプロセスや、その取り締まりの内情についても触れている。

『The Law Police Used To Keep Musicians Of Color Off Stage』

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