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クール・アンド・ザ・ギャング創設メンバーのロナルド・ベル死去

1970〜80年代にソウル、R&B、ファンクなど多彩なヒット曲を連発した「クール・アンド・ザ・ギャング」創設メンバーの一人、ロナルド・ベルが9月9日、米領バージン諸島の自宅で死去、68歳だった。突然の訃報だったとされ、詳しい死因は明らかにされていない。

1951年生まれ。64年に兄のロバート・“クール”・ベルらとバンドを結成。さまざまなバンド名で活動後、69年に「クール・アンド・ザ・ギャング」としてデビュー。キーボードや作曲、編曲、プロデュースなどを担当。70年代に「ファンキー・スタッフ」「ジャングル・ブギー」「ハリウッド・スウィンギング」などがヒットした。

ジョン・トラボルタ主演でディスコ・ブームを決定づけた映画『サタデー・ナイト・フィーバー(Saturday Night Fever)』のサウンドトラックにも参加し、グラミー賞最優秀アルバムを受賞した。

その後、ボーカリストにジェームス・“JT”・テイラーが加入。「レイディース・ナイト」「ゲット・ダウン・オン・イット」「ジョアンナ」「チェリッシュ」などのヒット連発で快進撃を続けた。中でも大ヒットした「セレブレーション」は現在でも米国のパーティなどで使われることが多い。

イスラム教徒でもあり、カリス・バイヤンと改名。音楽活動を続けていた。

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