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「NEO SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」開催─マリア・シュナイダー初登場

NEO Symphonic JAZZ

ジャズ作曲家の挾間美帆がプロデュースする、オーケストラとジャズのコラボレーション・イベント「NEO SYMPHONICJAZZ at 芸劇」が2024年7月24日(土)に東京芸術劇場(東京都豊島区)にて開催。

6回目となる今回は、挾間が敬愛する作編曲家のマリア・シュナイダーが待望の初登場を果たし、日本気鋭の音楽家たちと豪華共演を繰り広げる。

マリア・シュナイダーは大学で作曲と音楽理論を学んだあと、ギル・エヴァンスやボブ・ブルックマイヤーに師事し、1993年に「マリア・シュナイダー・オーケストラ」を結成。以降、ソプラノ歌手のドーン・アップショウとの共作や、デヴィッド・ボウイから共同制作の申し出を受けるなどジャンルを超えた活躍を展開し、グラミー賞をはじめ多数の音楽賞を受賞。ジャズ・オーケストラの現在形、いわゆるラージ・アンサンブルの第一人者として現在も幅広い活躍で知られている。

2部構成の本公演前半では、国内で新星として注目されている池本茂貴主宰のラージ・アンサンブル「池本茂貴isles(アイルス)」が、シュナイダー自身の指揮でマリア・シュナイダー・オーケストラの主要作を演奏。

後半は、グラミー賞2部門を受賞した大作曲「Carlos Drummond de Andrade Stories」を特別編成のチェンバー・オーケストラとともにソプラノ歌手 の森谷真理を迎え、国内初披露。さらに、挾間が今回のためにシュナイダーの作品をチェンバー・オーケストラ編成にオーケストレーションする。

挾間美帆 メッセージ

NEO SYMPHONIC JAZZ at 芸劇。今年は満を持して、現代ジャズ作曲界の神格的存在、マリア・シュナイダーが来日します!私自身、大学時代に彼女の音楽に出会って夢中になり、こんな女流作曲家がいるのかと大きな衝撃を受けました。彼女の存在なしに、今の自分もないと思っています。彼女の音楽が大きな支えになっている音楽家や音楽ファンも多いはず。そんなマリアに、クラシック作品の日本初演を実現していただくのは私にとって大きな夢でした。今回は実に7年ぶりの来日となり、マリアの美しい指揮により彼女の作品を堪能できる貴重な機会になります。どうかお見逃しなく!

 

NEO SYMPHONIC JAZZ at 芸劇 マリア・シュナイダー plays マリア・シュナイダー

■日時:2024年7月27日(土)17:00 開演(16 :00ロビー開場)
■会場:東京芸術劇場コンサートホール(東京都豊島区西池袋1-8-1)
■プロデューサー:挾間美帆
■指揮:マリア・シュナイダー
■演奏:
森谷真理(ソプラノ)
特別編成チェンバー・オーケストラ
池本茂貴i slessles(ラージ・アンサンブル)
※挾間美帆は出演いたしません
■プログラム:
作曲/マリア・シュナイダー
Carlos Drummond de Andrade Stories *日本初演
Hang Gliding Gliding(挾間美帆 編曲)
Dance You Monster to My Soft Song
Sky Blue ほか

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