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石若 駿(打楽器奏者)が選ぶ2020年のベスト3枚

石若駿
打楽器奏者
1992年北海道生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校打楽器専攻を経て、同大学を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。リーダープロジェクトとしてAnswer to Remember,SMTK,Songbook Trioを率いる傍ら、くるり、CRCK/LCKS、Kid Fresino、君島大空、Millennium Paradeなど数多くのライブ、作品に参加。
また近年の活動として、山口情報芸術センター[YCAM ]にて、音と響きによって記憶を喚起させることをテーマに、細井美裕+石若駿+YCAM新作コンサートピース「Sound Mine」を発表。アッセンブリッジ・ナゴヤにて、旧・名古屋税関港寮全体をステージとした回遊型パフォーマンス「石若駿×浅井信好ライブセッション」を行う。自身のソロ演奏が、山本製作所100周年記念モデル「OU-オウ」CM、フィガロジャポン新連載 山田智和監督「虹の刻 第15章」のオンラインスペシャルムービー、ドキュメンタリー映画「建築と時間と妹島和世」の音楽抜擢されるなど活動は多岐に渡る。

Ryan Power
『Mind The Neighbors』

Ryan Powerの2020年3月6日にリリースされた作品です。個人的にファンで、独特なハーモニー感覚と各楽器の演奏の豊さが今作で更に際立っております。緊急事態宣言中に時間が出来て、色々な好きなアーティストは最近何かリリースしたかなぁと聴き漁っている時に出会い、どハマりした今年の思い出のアルバムです。


Aaron Choulai
『Raw Denshi』

Aaronの最新作です。音楽を作る姿勢にほんとに尊敬します。日本とオーストラリアで録音されていて、彼の周りのミュージシャンをまとめ上げるリーダーシップの強さを改めて感じます。歴史を進める新しい音楽を東京から提示した音楽だと思います。僕も関わらせていただいておりますが、Namboku Recordsを要チェックしてください!


Kei Matsumaru
『Nothing Unspoken Under the Sun』

ニュースター松丸契の渾身のアルバムです。
2018年に帰国して拠点を東京を移し、今や彼が考える音楽が自身の活動を通して浸透していると思います。アルバムを作りますと声をかけられた時は本当に嬉しかった。リズムセクションはBoysTrioの面々で、独特の、世代を超え、聴いたことのないサウンドを生み出していることも嬉しい。このアルバムがリリースされたことで波及する、ジャズ界の更なる次世代に期待したいです。

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