投稿日 : 2023.05.19

ドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック』日本公開決定─世界的ファッション・デザイナーの半生を描くミュージカルの裏側

ジャンポール・ゴルチエ 映画

フランスの世界的ファッション・デザイナー、ジャンポール・ゴルチエの自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」。その舞台裏を追ったドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)が2023年9月29日(金)より日本公開される。

ジャンポール・ゴルチエは、マドンナの「コーンブラ」を手がけたデザイナーとしても知られ、映画衣装の分野でもピーター・グリーナウェイ監督の『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』(97)、ペドロ・アルモドバル監督の『キカ』(93)や『私が、生きる肌』(11)など、多くのキャリアを持つ世界的ファッションデザイナーだ。

「ファッション・フリーク・ショー」とは、そのゴルチエの幼少期からデザイナーとして成功を収めるまでの半生を描いたミュージカル。ゴルチエ自ら演出と衣装を手がけ、2018年のパリ公演では25万人、2022年のロンドン公演では30万人を動員するなど、ファッションの本場を熱狂させてきた公演だ。現在、世界各地でワールドツアーが決まっており、日本でも5月19日から東京・渋谷の東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ 11階)、6月7日より大阪フェスティバルホールにて日本公演を実施する。

ジャンポールゴルチエ 映画

そんなミュージカル作品の舞台裏を追った今回の映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック』の監督を務めたのはヤン・レノレ。フランスの柔道家テディ・リネールのドキュメンタリーや、Netflixで配信されたエマニュエル・マクロン仏大統領のドキュメンタリーでも知られる監督だ。

本作には今なおファッションアイコンとして君臨し続けるマドンナが出演しているほか、フランスの名優カトリーヌ・ドヌーヴマリオン・コティヤール、アルモドバル監督作の常連俳優ロッシ・デ・パルマ、ディスコ&ファンクミュージックの巨匠ナイル・ロジャースなど、錚々たる面々が登場する。

また、ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の日本公演に合わせ、6月4日(日)にはヒューマントラストシネマ渋谷にて1日限定の先行上映が予定されている。

映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』

2023年9月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国順次公開。

ジャンポール・ゴルチエ 映画ビジュアル

【STORY】
2018 年秋にパリで上演されるとともに話題の中心となった「ファッション・フリーク・ショー」。手掛けるのは80 年代よりファッションデザイナーとして第一線で活躍し続けるジャンポール・ゴルチエだ。自身の半生を題材に、ゴルチエ特有の豪華な衣装、オリジナルの音楽やハイスタイルな振り付けで観客を魅了する舞台は、実に2年もの歳月を制作に注がれていた。マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、マリオン・コティヤール、ロッシ・デ・パルマをはじめとする世界的なセレブまでをも虜にした、贅沢で心穏やか、過剰かつ詩的、そして魔法に満ち溢れた世界観。その世界的なショーを作り上げるまでの背景に迫ったエンタテインメント・ドキュメンタリー

【クレジット】
監督:ヤン・レノレ 出演:ジャンポール・ゴルチエ、マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッシ・デ・パルマ、ナイル・ロジャース、マリオン・コティヤール 2018 / フランス / フランス語・英語・スペイン語 / 96 分 / カラー / シネスコ / 5.1ch / 字幕翻訳:宮坂愛 / 映倫区分:G © CANAL+ / CAPA 2018 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ

■ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」日本公演公式HP
■映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック』6月4日先行上映について