投稿日 : 2018.07.04

「スイングジャーナル」元編集長・児山紀芳の著書『ジャズのことばかり考えてきた』発売

ジャズ評論家の児山紀芳による著書『ジャズのことばかり考えてきた』が7月13日(金)に発売となる。

ジャズ専門誌『スイングジャーナル』の編集長をはじめ、ラジオパーソナリティ、プロデュース、未発表音源の発掘などあらゆる面でジャズに携わってきた児山氏。

ジャズ市場のノウハウがなかった60年代に「スイングジャーナル選定ゴールドディスク」を企画し、名盤紹介とともにレコード会社とタイアップ。また、専門雑誌としては前例のなかった海外取材を敢行し、数々のジャズ・ジャイアンツの肉声を日本に届けるなど、日本のジャズ市場確立に大きく貢献した。

本書では、ジャズ評論界の第一人である同氏が証言する“日本のジャズ史”の興隆とともに、ソニー・ロリンズの苦悩を見た瞬間、薬物中毒で治療中のアート・ペッパーが海岸で聴かせてくれたサックスの音色、自分だけが聴くことを許されたハービー・ハンコックのリハーサルなど、数々のエピソードも掲載されるという。

リリース詳細
https://www.hakusuisha.co.jp/book/b370936.html