エスペランサ『Emily’s D+Evolution』

文/熊谷美広

2016.03.18

タイトル
Emily's D+Evolution
アーティスト
エスペランサ
レーベル
Concord Records
発売日
2016.03.04

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2015年の「東京JAZZ」でも披露された、エスペランサのニュー・プロジェクトによるアルバム。タイトルにある“Emily”とは彼女のミドル・ネームで、誕生日の前夜に夢に出てきたキャラクターを主人公に、彼女が少女時代に好きだった演劇、詩、ムーブメントなどからインスパイアされた音楽を展開するというのがテーマだという。基本的には、彼女のエレクトリック・ベースとボーカルに、ギター、ドラム、コーラスというシンプルなもので、サウンド的には、これまでの彼女のどのアルバムともまったく違う。ロックン・ロール、オールド・ポップス、R&B、ミュージカルなどの要素を彼女のセンスでミックスした、かなりポップス色の強い内容だ。もちろんそのベース・プレイやグルーヴ感は素晴らしいし、サウンドのクオリティも相変わらず高いが、エスペランサのアルバムというよりは、彼女が“Emily”を演じる、架空のサウンドトラックと捉えたほうがわかりやすいかもしれない。そういう意味では異色作だが、彼女がまたひとつ“Evolution”し始めたことは確かなようだ。

■オフィシャルサイト
http://www.esperanzaspalding.com/#emily

■Universal Music
http://www.universal-music.co.jp/esperanza-spalding/products/ucco-1168/

トラックリスト

1. Good Lava
2. Unconditional Love
3. Judas
4. Earth To Heaven
5. One
6. Rest In Pleasure
7. Ebony And Ivy
8. Noble Nobles
9. Farewell Dolly
10. Elevate Or Operate
11. Funk The Fear
12. I Want It Now
13. Change Us(ボーナストラック)
14. Unconditional Love (alternate version/ボーナストラック)
15. Tambien Detroit(日本盤のみのボーナストラック)

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