投稿日 : 2018.02.28

故エイミー・ワインハウスがキャリア初期に録った“幻のデモ音源”が公開される

2011年に27歳の若さで死去した英シンガー、エイミー・ワインハウスだが、彼女がキャリア初期に残した未公開のデモ音源「My Own Way」がYoutube上で公開された。

同曲は、エイミーのキャリア初期に楽曲を提供していた作曲家のギル・カングとジェームス・マクミランによって制作され、エイミーが17歳のときに録音されたもの。

エイミーの死から4年後の2015年、ユニバーサル・ミュージックU.K.のCEO、デイヴィッド・ジョセフは「不当なリリースを防ぐため、彼女のデモ音源はすべて破棄した」と発表。しかし、今回発表された音源は、カングが残していたもので「私たちが愛するこの曲を、世界中に聴いてほしい」という想いから公開に至ったという。

また、カングとマクミランは英『カムデン・ニュー・ジャーナル』紙がおこなったインタビューに応じ、以下のようなコメントを残している。

「当時、たくさんのポップ・チューンを書いていたんだけど、才能があるのか疑わしいアーティストばかりで悲惨な時期だったよ。ひどい女の子や少年バンドが多くてね。それでも何かを作り続けなければならなかったんだ。そんな中、エイミーが私たちを訪ねてきたんだ。彼女の声を聴いた瞬間、ただただ度肝を抜かれたよ」

 

「My Own Way」デモ音源