投稿日 : 2018.05.10

清水靖晃の『案山子』が米最大級の音楽データベースでベストセラー入り

世界最大級の音楽データベース・サイトのDiscogs(ディスコグス)が第1四半期のセールス・レポートを発表。その中のランキング「TOP 20 BEST SELLING RELEASE VARIATIONS」で、清水靖晃の『案山子』(1982年)が2位を記録した。

今回のレポートは、約36万人におよぶユーザー・データをまとめたもので、ロック、ポップス、ヒップホップ、ダンスミュージックなどの音楽ジャンルを3つのカテゴリに分けて選出。

同作『案山子』は、近年欧米で再注目されている70~80年代の日本人アーティスト作品の復刻シリーズの一環として、2017年に英国レーベルよりリリース。この3か月でのセールスは、ゴリラズやライアン・アダムスなどの作品を上回っていたという。

なお、その他のカテゴリでは、ケンドリック・ラマーの『ダム』が新譜の1位を、過去作ではピンク・フロイドの『狂気』が1位を記録しており、「最も高価なタイトル」では、ビートルズの『Love Me Do』(7インチ盤)が10502ドル(約115万円)で1位を記録している。

Discogs第1四半期セールス・レポート
https://blog.discogs.com/en/discogs-q1-2018-marketplace-analysis/

『案山子』試聴