投稿日 : 2020.04.02

【プレイリスト】フランス人記者が選んだ「日本のシティポップ・ベスト20」海外のリアルな反応

Azzedine Fallの写真 フランス人記者が選ぶベスト・シティポップのトップ画像

「シティポップ」の愛称で、日本をはじめ海外でも人気を集める70〜80年代の邦楽曲。欧米やアジアにも多くのファンが存在し、YouTubeでも人気の山下達郎や竹内まりやの楽曲はもとより、アンテナの高い海外コレクターたちは、日本人でも「なぜ知ってる?」と驚くような楽曲にまでたどり着いている。

【特集】シティポップの海外人気を検証

今回のプレイリストは「フランス人を魅了したジャパニーズ・シティポップ」をテーマに制作。選曲を担当してくれたのは、フランスのカルチャー誌Les Inrockuptibles(レザンロキュティーブル)』の元記者で、現在はフリーで活動するジャーナリストのアズディン・フォール氏だ。

これまでフランスのメディアで、数多くの “日本の音楽カルチャー記事” を手がけてきたフォール氏は、毎年日本を訪れるほどの日本通。邦ポップミュージックに対する造詣も深い。そんな彼が選んだラインナップはどんな内容になっているのか。彼のコメントとともに見ていこう。

Azzedine Fallさんのポートレート「80年代前後の日本の音楽は、正確な技術と感情が見事に結びついていて本当に惹きつけられる。はじめは純真で中立的に聞こえても、悲しみや喜び、愛、複雑な感情も伝わってくる。僕のように日本語が分からない人たちは、Googleを使って歌詞を翻訳するんだけど、その内容と曲調から歌い手の感情を読み取っている。とても面白い体験だね」

「具島直子の〈Candy(※96年リリース)〉は最近知ったんだけど、シンプルな構成とエモーショナルなヴァイブが気に入っているよ。大貫妙子のアルバム『SUNSHOWER』も大好きだね。はじめてこのジャケットのアートワークを見たとき、すぐに好きになったんだ。彼女の物静かで少し困ったような表情と写真の構図も素晴らしいね」
大貫妙子のアルバム『SUNSHOWER』(1977年)

フォール氏が作成したリストには、山下達郎や竹内まりやの楽曲なども含まれていたが、これらはSpotifyでは配信されていない。下記動画は、今回のプレイリストに加えられなかった楽曲の一部だ。

竹内まりやの〈PLASTIC LOVE〉は大好きだよ。僕がシティポップというジャンルに出会うきっかけになった象徴的な曲だ。僕にとってベスト・ポップソングのひとつで、フランスでDJをするときもよく使うね。彼女の曲〈夢の続き〉も最高!

■竹内まりや「Plastic Love」


■竹内まりや「夢の続き」


■山下達郎「Misty Mauve」


小池玉緒「鏡の中の十月」


■坪倉唯子「一瞬夜伽伴侶(つかのまよとぎびと)」


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