投稿日 : 2025.08.21

ミシェル・ルグランのドキュメンタリー映画『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』9月に公開

フランス出身の音楽家、ミシェル・ルグランを題材にしたドキュメンタリー映画『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』が9月19日(金)より劇場公開される。

本作はミシェル・ルグラン(1932-2019)の人生を辿りつつ、逝去の前年(2018年)にフィルハーモニー・ド・パリで行われた “人生最後の公演” に臨む姿までを捉えた音楽ドキュメンタリー。彼はジャズピアニストとして、また数多の映画音楽を手がける作曲家として70年以上のキャリアを誇り、なかでもジャック・ドゥミ監督とのコンビで生み出した『シェルブールの雨傘』(1964年)、『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)は有名。

また、ジャン=リュック・ゴダールの『女と男のいる舗道』(1962)、アニエス・ヴァルダの『5時から7時までのクレオ』(1962)、ノーマン・ジュイソンの『華麗なる賭け』(1968)、クロード・ルルーシュの『レ・ミゼラブル』(1995)、バーブラ・ストライサンドの『愛のイエントル』(1983)など、ルグランが携わった 30 作以上の名場面が作中で登場。16mmカメラで撮影された若き日のルグランの秘蔵映像・音声など個人的アーカイブも豊富に盛り込まれる。

さらにスティングをはじめ、ナナ・ムスクーリ、クロード・ルルーシュ、ノーマン・ジュイソンなど、45 名以上の音楽家や映画監督も登場。ルグランの家族たちのインタビューを交え、数々の栄光の裏に隠された挫折と苦悩など、これまで知られることのなかったルグランの素顔が明かされている。

 

ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家

2025年9月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

監督・脚本:デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス
脚本:ウィリー・デュハフオーグ
製作:マルティーヌ・ド・クレルモン・トネール ティエリー・ド・クレルモン・トネール デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス
編集:マルゴッド・イシェール ヴァンサン・モルヴァン デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス
撮影:ニコラス・ボーシャン リヤド・カイラット スタン・オリンガー
音響:テオドール・セラルド
音楽:デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス ミシェル・ルグラン
出演:ミシェル・ルグラン アニエス・ヴァルダ ジャック・ドゥミ カトリーヌ・ドヌーヴ バンジャマン・ルグラン クロード・ルルーシュ バーブラ・ストライサンド クインシー・ジョーンズ ナナ・ムスクーリ

2024年/109分/フランス/原題:IL ÉTAIT UNE FOIS MICHEL LEGRAND/カラー/5.1ch/1.85:1

日本語字幕:大塚美左恵
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
配給:アンプラグド
©-MACT PRODUCTIONS-LE SOUS-MARIN PRODUCTIONS-INA-PANTHEON FILM-2024