投稿日 : 2016.11.02 更新日 : 2018.06.20

ヘヴィメタルへの愛情をピアノ・トリオで表現 西山瞳の人気プロジェクトが新作をリリース

ジャズ・ピアニストの西山瞳がヘヴィメタルの楽曲をピアノ・トリオでカバーするというコンセプトでスタートしたプロジェクトNHORHM(エヌ・エイチ・オー・アール・エイチ・エム)。本プロジェクトで昨年リリースした『New Heritage Of Real Heavy MetalⅠ』は、タワーレコードやHMVのジャズカテゴリーで1位を記録した人気作だ。その続編『New Heritage Of Real Heavy Metal Ⅱ』が12月7日にリリースされることとなった。

メンバーは前回同様、西山瞳(p)織原良次(b)、橋本学(ds)。ゲストミュージシャンには田中充(tp)、宮崎隆睦(as)、橋爪亮督(ts)、池田雅明(tb)といったジャズシーンの第一線で活躍するホーンセクションが参加する。メタルシーンからはボーカルに冠徹弥が参加している。

今作では、日本が世界に誇るLoudnessやBABYMETAL、通称メタル・ゴッドのジューダス・プリースト、四大ハードロックバンドの一つに数えられるブラック・サバスなどのメタルバンドの楽曲に、自身のオリジナルを加えた10曲を収録。西山らの卓越した技術で、ハードなヘヴィメタルもお洒落なジャズナンバーにアレンジされている。

前作では、ヘヴィメタルを中心に扱う音楽誌『ヘドバン』で10ページにわたる特集が組まれたり、マーティ・フリードマンやキコ・ルーレイロ、大村孝佳といったギタリストに称賛されたりと、ジャズシーンだけでなくヘヴィメタルシーンからも称賛されている。それだけに今作も両シーンで話題となりそうだ。

■NHORHM公式サイト
https://nhorhm.tumblr.com/