投稿日 : 2020.09.25

“菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール” 結成15周年 ─サントリーホールにて記念公演決定

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールのコンサート「菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール コンサート2020」が2020年11月18日(水)に開催される。会場はサントリーホール(東京都港区)。

“菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール”は、菊地のサックス、ボーカル、コンダクトに加えて、バンドネオンやストリングスなどを擁する総勢11名編成のバンド。菊地のソロアルバム『南米のエリザベス・テーラー』(2011年)の世界観をライブで再現するために結成された。

今回のステージは、バンド結成15周年を迎えた記念公演。サントリーホールでの公演はキャリア初という。チケットは、9月26日(土)10:00から各プレイガイドにて先行販売を開始。

菊地成孔は今回の公演について以下のようにコメント。

私がこの楽団を結成したのは2005年の事です。私の2枚目のソロアルバム『南米のエリザベス・テーラー』は、今は亡き「エスクァイア日本版」のジャーナリストとして、ブエノスアイレスにアルゼンチンタンゴの取材に行き、世界三大オペラハウスのひとつ「コロン劇場」でジャケット撮影をし、アルバムの着想を得てからパリに移動し、いくつかのトラックをパリで録音してから、東京に戻り、録音、編集を繰り返して制作された、つまりは3大陸をまたいだ混血的な作品でしたが、ステージでアルバムの再現的な演奏をするには、グランハープ、弦楽四重奏団、パーカッション2式、グランドピアノ、ウッドベース、バンドネオンが必要なことから、楽団として恒常的に活動できるなどとは露とも思わず、一度限りのお披露目用、特別編成のオルケスタとして、代官山のリキッドルームというクラブで初演を果たしましたが、幸いなことに御高評を賜り、気がつけば正式な楽団としての活動は15年が経っていました。世界中が混乱し、特に我が国のGDPが戦後最低にまで堕ちたその時に、クラシック界の殿堂、サントリーホール公演が決定した時には、嬉しいというより、世の混乱ぶりに舞い上がるような興奮を覚えました。混乱の産物とはいえ、サントリーホール様の舞台に立てることを誇りに思い、乱世に感謝を捧げたいと思います。

■公演概要
【公演名】菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール コンサート2020
【日 時】2020年11月18日(水) 開場:18:00/開演:19:00
【会 場】サントリーホール 大ホール(東京都港区赤坂1-13-1)
【出演者】菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
【チケット代金】7,000円(全席指定/税込)※未就学児入場不可
【チケット先行受付期間】2020 年 9 月 26 日(土)10:00
チケットぴあ :https://w.pia.jp/t/kikuchi-pepe/
ローソンチケット :https://l-tike.com/kikuchi_pepe
イープラス :https://eplus.jp/kikuchi_pepe/
※チケット先行受付は、先着販売となります。※お一人様二枚まで。
【チケット一般発売日】11 月 7 日(土)10:00
【主 催】サンライズプロモーション東京
【企画・制作】ビュロー菊地
【後 援】J-WAVE
【お問合せ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)