投稿日 : 2021.06.09

三宅純、88年の傑作『永遠乃掌』が初アナログ化─記念イベントも

三宅純作品がアナログ化:とこしえのてのひら

作曲家 三宅純が1988年にリリースしたスタジオ・アルバム『永遠乃掌(とこしえのてのひら)の初となるアナログ盤が2021年6月23日(水)に発売。これを記念し、三宅によるトークイベントが6月27日(日)に「晴れたら空に豆まいて」(東京・代官山)にて開催される。

当アルバムは、数多のジャンルを異種交配させる独自の音楽性でトップ・クリエイターから絶大な信頼を寄せられてきた三宅純の80年代を象徴する多国籍傑作アルバムと位置付けられており、アナログ化はこれが初めて。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰の劇団、ナイロン100°Cの公演で使用されたことでも知られるヨーロピアン・ゴシックな”Lay-La-La-Roy”から始まり、鳥のさえずりとオリエンタルな口笛にアフリカン・コーラスが絡む「永遠乃掌」、まさかの“Sex Machine”サンプリングのエレクトロ・スウィング“Knife”、デヴィッド・リンチ作品を連想させる“Sugar Snow”、アンニュイ・バレアリック・テイストな“Para Media”など多国籍、多ジャンルな全14曲が物語のように一筋の流れを持って共存する、80年代東京を象徴するかのような作品となっている。

三宅純作品がアナログ化:とこしえのてのひら

『永遠乃掌』LP盤
■発売日:2021年6月23日(水)
■税込価格:3,300円
■レーベル:フジパシフィック・ミュージック / JET SET (JPN)
■参加ミュージシャン
三宅純、村川“ジミー”聡 、かの香織、前田祐希、宮本大路、 渡辺等、伊丹雅博、窪田晴男、山木秀夫 三沢またろう、ボビー・ブルーム、ヴィクター・ベイリー、ヴァレリー・ロベ、矢口博康、樋沢達彦、 渡辺モリオ、小林靖宏(coba)、東京ホット・クラブ・バンド、瀬川英史

■トークイベント詳細
出演:三宅純/寺門孝之
日時:2021年6月27日(日)
場所:晴れたら空に豆まいて(東京・代官山)
詳細・予約: http://haremame.com/schedule/70749/