Seoul『I Become A Shade』

文/熊谷美広

2016.02.19

タイトル
I Become A Shade
アーティスト
Seoul
レーベル
Thomason sounds
発売日
2015.12.24

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カナダ・モントリオール出身の3人組のデビュー・アルバム。1人がシンセサイザー&ボーカル、あと2人がギター&シンセサイザーという編成で、アンビエント・テクノなどの要素も取り入れたポップな音楽を展開している。トッド・ラングレンやスティーリー・ダンあたりの影響も感じさせるが、世界観や精神性などはロキシー・ミュージックに通じるものを感じる。ロキシーの持っていたデカダンスなポップ感覚を、現代に甦らせたイメージ、といえばいいだろうか。“Seoul”というネーミングからすると、ひょっとしたら“Japan”も好きなのかもしれない。生活感のない、リバーブが深くかかったボーカルも印象的だし、空間を活かして、1音1音の音色に凝ったトラック・メイキングや、歯切れのいいリズム・ギターなどを聴くと、彼らの音楽スキルの高さとセンスの良さが窺える。これまでのカナダのアーティストのイメージとはひと味違った、新世代のシンセサイザー・ポップ・ミュージックだといえそうだ。

■Inpartmaint
http://www.inpartmaint.com/site/15190/

トラックリスト

1. I Become A Shade
2. The Line
3. Haunt / A Light
4. Real June
5. Fields
6. White Morning
7. Stay With Us
8. Thought You Were
9. I Negate
10. Carrying Home Food In Winter
11. Silencer
12. Galway
13. When We Were *bonus track
14. The Line (Digital Single Version) *bonus track

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