投稿日 : 2020.12.15

現代アートの新進作家を支援する「TERRADA ART AWARD 2021」─応募書類を受付中

新進アーティストの支援を目的とした、現代アートのアウォード「TERRADA ART AWARD 2021」が開催される。現在、オンラインフォームにてポートフォリオを含む応募書類を募集中。期間は2020年12月11日(金)~2021年2月26日(金)。

作品の審査には、国際的な舞台で活躍し、現代アートに深い見識を持つメンバーが迎えられ、最終選考を経て審査員賞が授与された5組のファイナリストには、2021年12月10日(金)~12月23日(木)の期間、寺田倉庫イベントスペースで開催する「TERRADA ART AWARD 2021 ファイナリスト展」にて作品群が披露される。また、会期中は来場者による投票も行われ、優秀者にはオーディエンス賞が授与される。

この企画を主催する寺田倉庫(東京都品川区)は、美術品保管を主軸に、美術品修復・梱包・輸配送・展示など、芸術家の情熱や美術品に込められた価値を未来に受け継ぐためのサポート事業を広く発展させてきた。また、あらゆる芸術文化発信施設の運営を通じて、アーティスト・コレクター・ギャラリーなど、現代アートの主たるステークホルダーをはじめ、より広いアートファン層に開かれた「場」を創出し、天王洲をアートの一大拠点にするための街づくりに取り組んでいる。

以下、プレスリリースより抜粋


【開催概要】
名称:TERRADA ART AWARD 2021
応募期間:2020年12月11日(金)から2021年2月26日(金)
応募条件:以下全ての条件を満たす方
1.作家としての展示発表歴が1年以上10年未満
2.国籍不問、ただし日本語によるコミュニケーションが可能な方
3. 2021年12月実施のファイナリスト展への展示・設営、および授賞式に参加可能なこと
対象活動:絵画または平面、彫刻など立体、インスタレーション、映像、写真、パフォーマンスなど身体表現、
音または音楽、など全ての媒体を含む現代アート作品全般
応募方法:オンライン応募 (https://www.terradaartaward.com/apply
支援内容:ファイナリスト5組に各300万円 ※
オーディエンス賞1組に100万円(ファイナリスト5組から選出)
※ファイナリストによる展覧会(ファイナリスト展)における展示および新作制作・展示の費用を含む
URL:https://www.terradaartaward.com
主催:寺田倉庫株式会社
協賛:日本航空株式会社
協力:アンダーズ 東京、グランド ハイアット 東京

【ファイナリスト展について】
ファイナリスト5組が、天井高4.5メートル、広さ660㎡におよぶ無機質でありながら何色にも染まる、アーティストの世界観・才能を開花させる倉庫空間にて、新作を含む作品展示を実施します。
会期:2021年12 月10日(金)~2021年12月23日(木)
会場:寺田倉庫 G3-6F
入場料:無料

ファイナリスト展会場 寺田倉庫 G3-6F

【一次選考委員について】
・飯田志保子(キュレーター)
・小川希(Art Center Ongoing 代表)
・高橋瑞木(CHAT, Center for Heritage, Arts and Textileエグゼクティブディレクター兼チーフキュレーター)
・高橋龍太郎(精神科医、医療法人社団こころの会理事長、現代アートコレクター)
・現代アートチーム 目 [mé](アーティスト:荒神明香、ディレクター南川憲二、インストーラー増井宏文)
・森司(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課長)
・山本憲資(Sumally Founder & CEO)

【最終審査委員について】
・片岡真実(森美術館 館長、国際芸術祭「あいち2022」 芸術監督)
・金島隆弘(ACKプログラムディレクター、京都芸術大学客員教授)
・寺瀬由紀(サザビーズ シニア・ディレクター/コンテンポラリーアート部門 アジア地区統括)
・真鍋大度(Rhizomatiks ファウンダー、アーティスト、DJ)
・鷲田めるろ(十和田市現代美術館 館長)
(五十音順)