2019.11.15

EGO-WRAPPIN’と芋焼酎のソーダ割り 【with music #8】

取材・文/富山英三郎  撮影/山下直輝

MeWeの写真1_だいやめ~DAIYAME~』_EGO-WRAPPIN’ 『Dream Baby Dream』
【with music #8】─おいしい酒と音楽と─

 休日、ゆったりとした気分で音楽を楽しみたい。そこに合わせる素敵な一杯とは? そんな音楽とお酒のマリアージュを楽しむ連載。第8回目は「銀河系一うまいウーロンハイが飲める店」を標榜する、渋谷の名曲居酒屋『MeWe(ミーウィー)』のオーナー兼店長である伊達啓一郎さんにセレクトしていただきました。

MeWeの写真2_だいやめ~DAIYAME_濵田酒造

ライチのような香りが広がる芋焼酎

濵田酒造
『だいやめ~DAIYAME~』

休日、昼過ぎに起きてダラダラと過ごしたあとで、徐々に気分をUPさせたい。そんな夕暮れ前の時間は、炭酸のキックを感じながら味わう芋焼酎がいいですね。

芋焼酎の世界でも、最近は「若者の芋焼酎離れ」なんて言われているんです。そこで、各酒蔵さんは飲みやすく華やな芋焼酎を開発されている。そういった種類のものはソーダ割りに最適なんです。ウーロンハイのように、どんなときにもフィットする万能性がある。

この『だいやめ』は、ライチの甘い香りが広がるのが一番の特徴。鹿児島県いちき串木野市にある濵田酒造さんの一本です。香りを引き立たつよう、独自技術で熟成させたさつま芋によって、この華やかな香りが生まれています。

最初にライチの香りが広がりますが、しっかり芋の風味も感じられて、まろやかでキレもいいんです。まさにソーダ割りに最適。いろんな意味でバランスがいいですね。

MeWeの写真3_EGO-WRAPPIN’ 『Dream Baby Dream』

聴くほどに魅力が増す、深みのあるアルバム

EGO-WRAPPIN’
『Dream Baby Dream』

フルーティな香りの焼酎ソーダ割りを飲みながら聴きたいのは、EGO-WRAPPIN’の最新アルバム『Dream Baby Dream』です。 何度聴いても飽きず、聴けば聴くほどいい。集大成ともいえるアルバムだと思っているんですよ。

バンド編成が変わり、少人数になって音数は減りましたけれど、音の深みは増している。激しいサウンドではないけれど、気持ちがかきたてられる音楽。これまで20年以上いろいろな曲を書いてきて、いま一番やりたいことができているんじゃないかな、と思えるほど。先日のライブも気持ちよくて最高にハッピーでした。

色気のある歌声と、芋焼酎のシンプルな旨味

中納良恵さんの歌には色気がありますよね。そんな彼女の歌声がしっかりと味わえるサウンドと、焼酎の旨味をシンプルに感じられるソーダ割り。マリアージュのポイントはそこですかね。あとはバランスの良さ。 休日だけでなく、毎日のように飲みたいお酒であり、毎日聴きたい音楽なんです。

MeWeの写真4_伊達啓一郎伊達啓一郎 | Keiichiro Date
名曲居酒屋『MeWe(ミーウィー)』のオーナー兼店長。
長年、東京のクラブカルチャーに関わっており、店内はスカ・ソウル・ファンクから歌謡曲・アイドルをはじめ、ジャンルレスなサウンドが流れる。お客さんは音楽関係者も多く、居心地の良さで人気。秘伝のウーロンハイは飲む価値あり。

・店舗名/ミーウィー
・住所/東京都渋谷区桜丘町28-3 恒和渋谷ビル2F
・営業時間/19:00~26:00
・定休日/日曜、第2月曜、祝日の月曜
・電話番号/03-3464-0061
・オフィシャルサイト/http://www.mewe-shibuya.com/