2019.12.06

桑原茂一(選曲家)が選ぶ 2019年ベストアルバム

桑原茂一の写真

 

Hildur Guonadottir
『Joker(Original Soundtrack)』

桑原茂一_Hildur Guonadottir 『Joker (Original Soundtrack)』

2019年はサウンド・トラックを3枚選んだ。
まず、今年、マイベスト・フィルム・「JOKER」のsoundtrack。
コンピもあるが、私はこのチェロリストの作品を選んだ。
ヒルドゥール・グドナドッティル Hildur Guonadottir  1982年生まれ。
アイスランド芸術アカデミーとベルリン大学で音楽の研究/作曲を学んだチェロリスト。
奥深く潜む魂が泣き崩れたのはこのチェロの響きだった。なぜ人は生きるのか? 音楽が映画に命を与えるのだ。


 

V.A.
『Once Upon A Time In Hollywood(Original Soundtrack)』

桑原茂一_『Once Upon A Time In Hollywood(Original Soundtrack)』

タランティーノ監督の青春時代だった1969年のアメリカを描いた、映画「Once Upon a Time In Hollywood」から聞こえるLAのラジオが私をタイムマシーンに乗せる。
1962年のアメリカを描いた映画・「アメリカン・グラフィティー」のラジオDJ・ウルフマン・ジャックに憧れ私はスネークマンショーを制作した。
ラジオはいつだって私のタイムマシーンだ。

 

細野晴臣
『万引き家族(オリジナル・サウンドトラック)』

桑原茂一_『万引き家族(オリジナル・サウンドトラック)』

人には天才と呼ばれる時代が必ずあるのではないか? それは、3秒かもしれないし、300年かもしれない。
細野晴臣さんの天才の時代を私は映画音楽で今確認している。この音楽がなかったら、この映画は?
そうか、この映画が細野晴臣の音楽を万引きしたのだ。それを英語では、「SHOPLIFTERS」 と言うのか。