投稿日 : 2019.08.16

細野晴臣のデビュー50周年を祝す展覧会『細野観光1969-2019』の詳細発表

10月4日(金)~11月4日(月・祝)に、東京「六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー」にて開催される、細野晴臣のデビュー50周年を記念した展覧会『細野観光1969-2019』。その詳細が発表された。

同展覧会は、デビュー50周年企画『細野さんに会いにいく』の一環として実施。ロック、テクノ、ワールドミュージックといった多岐にわたる音楽家としての一面だけでなく、映画やアート、落語、漫画など、多様な関心事を貴重な展示品とともに紹介。

細野晴臣のデビュー50年の軌跡を年代ごとに追った壮大なビジュアル年表や、テーマごとに括った5つの展示構成の中をまるで「観光」するように巡ることができる。

それぞれの時代で起きた現象、歴史、文化にどのように直面し、音楽でどのような世界観を描いてきたのか。楽器コレクション、音楽ノート、インタビュー集、ブックコレクションなど、さまざまな展示品を通して「細野ワールド」を体験できるという。

主な展示構成

1969~1973|憧憬の音楽

デビュー・バンドのエイプリル・フールから、はっぴいえんどのアルバム・デビュー~ラスト・ライブまでを紹介。

1973~1978|楽園の音楽

1stソロアルバム『HOSONO HOUSE』リリースから、トロピカル三部作と称される3枚のソロアルバム発表までを紹介。また、同時期のキャラメル・ママ~ティン・パン・アレーでの活動も紹介。

1978~1983|東京の音楽

イエロー・マジック・オーケストラ結成から散開まで。またこの頃から開始したプロデューサー、作曲家としての活動を紹介。

1984~2004|彼岸の音楽

1984年から89年にかけてのワールドミュージックに刺激を受けた音楽制作、1990年以降のミニマルなアンビエント・ミュージック、20世紀の音楽をテーマにした96年のスウィング・スロー、90年代末頃に高橋幸宏と結成したスケッチ・ショウで辿り着いたエレクトロニカ時代を紹介。

2005~現在|記憶の音楽

2005年のハイドパーク・ミュージック・フェスティバルを機に活発化した自らボーカルを取るライブ活動等から、記憶に埋もれた良い音楽を後世に残していきたいという気持ちが大きくなった2011年の震災以降の活動を紹介。

「細野観光1969-2019」開催概要
■展覧会名: 細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」
■英語タイトル:「Hosono Sightseeing 1969-2019」
■会期: 2019年10月4日(金)~2019年11月4日(月・休)
■会館時間: 10:00-22:00(最終入場 21:30)
■会場: 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)東京都港区六本木 6-10-1
■主催: 森アーツセンター、朝日新聞社
■入場料:一般1,800円、高校生・大学生1,200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1,500円
※展望台、森美術館入館料を含むウェブサイト: 近日公開予定
■問い合わせ: 03-6406-6652(東京シティビュー)
※その他の詳細情報は、8月下旬頃にお知らせする予定です。