【あの人が選ぶ“2018上半期”ベストディスク】山本勇樹

2018.07.13

PROFILE●山本勇樹
HMV本部にて商品バイイングを担当する傍ら、ラジオやUSENの選曲、数多くのライナー・ノーツや雑誌への寄稿を行い、2014年にはシンコーミュージックからディスクガイド本『クワイエット・コーナー~心を静める音楽集』を刊行。文具ブランドのデルフォニックスや洋服ブランドにニシカとコラボレイションを実現。また友人の吉本宏と共にbar buenos airesの活動も行い、コンピレーションCDやアーティスト作品を手掛ける。2016年にはモントルージャズ・フェスティバル50周年の公式リポートを担当。

山本勇樹が選んだ3枚

Kevin Krauter『Keep Falling in Love』

2年くらい前にデジタル・オンリーで出たミニ・アルバムを耳にしてから、ずっと気になっていたSSW。こちらが初フル・アルバムで、60年代や70年代のポップなブルーアイド・ソウルを彷彿させるサウンドかつ、今っぽいメロウなアンビエントの要素も漂っていて、とにかく聴きどころ満載。

 

Natalie Prass『The Future and the Pass』

マシュー.E.ホワイト周辺には面白いアーティストが多くて、彼女もそのうちの一人。デビュー時はジャッキー・デシャノンのようなジャジーなポップ・ソウルを聴かせてくれたけど、このセカンド・アルバムでぐっと大人ぽい印象に。ビンテージの風合いとエレクトリックなセンスが見事に同居している。

 

Bruno Major『A Song For Every Moon』

今年に入って一番聴いているのがこれ。何か、ここ数年の良いトレンド性をバランスよく配したようなサウンド。つまり、ジャズとR&Bとアンビエント~エレクトロニカが重なり合って、内省的で親密な音像を描いている。とても近い距離を感じるけど、どこにもなかった、絶妙の作品。

 

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