【あの人が選ぶ“2018上半期”ベストディスク】松浦俊夫

2018.07.13

PROFILE●松浦俊夫
1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。またイベントのプロデュースやファッション・ブランドなどの音楽監修を手掛ける。2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note Recordsからアルバム『HEX』をリリース。2018年、イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。InterFM897 / Radio Neo “TOKYO MOON”(毎週日曜17:00)、Gilles Peterson’s Worldwide FM ”WW TOKYO” (第1&3月曜19:00) 好評オンエア中。
http://www.toshiomatsuura.com
https://www.mixcloud.com/toshiomatsuura/

松浦俊夫が選んだ3枚

Me’Shell Ndegeocello『Ventriloquism』

自身のルーツを振り返るカバー・アルバムでありながら異彩を放つアレンジでどれも新曲のような新鮮味を感じる作品に仕上がっています。私と同世代であり同時期に同様のコンセプトのアルバムをリリースしたので、より親近感を感じました。常にアナログでプレイしています。

 

Seun Kuti & Egypt 80『Black Times』

世界中の音楽シーンで賑わいを見せているアフロビート・ムーヴメントの中で一際輝いているのがこのシェウン・クティ。タフでタイトなグルーヴと強いプロテスト性は父親直系のリアリティか。

 

Miles Davis & John Coltrane『The Final Tour』

高校生の時に初めて手にしたジャズ・アルバム、「Kind of Blue」(1959)のリリース直後のヨーロッパ・ツアーの模様を収録し現地ラジオでしか聴くことの出来なかった音源。特にノーマン・グランツのメンバー紹介〜カウントから始まる“So What”をアナログ&大音量でクラブでかけた時の気持ちよさたるや。まさにクラブジャズ。