投稿日 : 2015.12.25 更新日 : 2018.12.28

及川亮子(代官山 蔦屋書店 ジャズコンシェルジュ)|2015 Best Disk Review -あの人が選ぶ3枚-

及川亮子(代官山 蔦屋書店 ジャズコンシェルジュ)
長年、ジャズ・プロモーターとして国内外の音楽シーンで、ライブ・コンサート、CDプロデュース等を手がける。現在は代官山 蔦屋書店の音楽コンシェルジュとして勤務。ミュージックソムリエ協会公認ミュージックソムリエの資格を有する。

ジャズの母国アメリカ、ニューヨークは、かつて、メルティングポットと言われ、異文化の交流が最も盛んな都市だった。しかし、いまや、WEB 、配信により世界中がメルティングポットになっている。音楽においてその現象は著しく、それだけに、2015年はより質が高く、インターナショナルな感性と、演奏の地域性が重なるアルバムが印象に残った。

 

  • Lars Jansson Trio
    Facing The Wall

    ヨーロッパジャズ界の巨匠、北欧ジャズの立役者として日本では最も人気のあるピアニストの最新作。自身の原点に帰ったという、充実のピアノトリオ作品。温かく、優しく、リリカルな中に緊張感あるインタープレイにラーシュの世界が集約されています。北欧らしい凛とした美しいサウンド。

     

  • Avishai Cohen Trio
    From Darkness

    チック・コリア&オリジンのメンバーとして脚光をあび、現在のジャズシーンを担うイスラエル出身の天才ベーシストの秀作。「原点に還った」という本アルバムは、音楽そのものへのピュアな気持ちが真摯に伝わってくる。ジャズ、クラシックの調和がとてもエキゾチックに聴こえてくる。

     

  • 吉田次郎
    a pastel shade

    世界的に活躍している、ニューヨーク在住のギタリスト、吉田次郎の3年ぶりのアルバム。ドラムレスで取り組んだ、美を極めたギターサウンドは、まるで印象派の音楽を聴いているかのようで、楽曲によりそれぞれの風景が浮かんでくる。ハイレゾ時代にふさわしいクオリティの高いサウンドにも注目!

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